喘息 蓄膿症 長年の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
若い頃から長年喘息・蓄膿症で悩んでおり、良くならないため、漢方薬で体質を変えていきたいと来店されました。
痰が多く咳が止まらなくなることが多いそうです。
また、鼻は黄色いネバネバした状態で呼吸がしにくいそうです。
喉がいつもヒリヒリして痛いそうです。
60代 女性
中国医学的に『痰湿停疎』、『風熱喉痛』の状態と考えられます。体の不必要な「痰湿」を排泄するなど考え、体調に合った漢方2種類お渡ししました。
1か月ほどして咳・痰がだいぶ減って、喉のヒリヒリする状態も良くなってきましたという報告を受けました。
しかし、辛いもの・脂っこいもの・味の濃いものが好きなようで、良くなってもしばらくすると悪化しやすくなるそうです。その為、辛いもの・刺激物・味の濃いものなどの摂りすぎは控えるようにお伝えしておりますが、難しいようです。
毎回のように伝えるようにしておりますと、3か月ほどして「最近、辛いもの・刺激物・味の濃いものをやめるようにして体調がとてもいい」といわれるようになりました。3か月目に入り、生活習慣も変えてこられているそうです。
毎日毎日、辛いもの・刺激物・味の濃いものを食べておられた状態から、今は週に一回程度にまで控えられているそうです。続けると体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学の考え方は、辛いもの・甘いもの・脂っこいもの・味の濃いものの摂りすぎは胃腸に負担がかかり、体に不必要な老廃物がたまってきやすくなるといいます。そして、蓄膿症・喘息・気管支炎が悪化しやすくなるとも。
その為、毎日の食生活を改めていく必要があります。葉物の野菜、薄味の和食を中心としたものを摂っていくことで、体の中から体質が変わってくるようになります。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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